家庭教師お悩み相談情報
塾の指導法との違い
投稿者:ノリコ
こんにちは。みなさんのご意見を伺いたく、投稿させていただきます。
最近指導を始めた中2の女の子のことです。
ある猛烈な指導をする塾に通っているのですが、国語の解説が納得できないことと、国・数が平均点に届かないという理由でトライに入会されました。
5教科の内申はオール3ですが、国・数以外は平均点以上取れます。
目標は「4に上げたい」「5を取ってみたい」です。
塾では合理的な考え方が植えつけられているようで、いかに覚えやすいように暗記するか、ということを教えられています。なので、数学などは公式は覚えているのにちょっと応用問題が出ると途端に解けなくなります。しかも「考えよう」「チャレンジしてみよう」という気が全く無く、簡単に諦めます。
国語は読解力がありません。
学校では毎朝読書の時間が設けられているようですが、「もったいないので数学の問題集を解いている」と言います。
私の指導では、問題集の中の文章を深く理解する為に、わからない言葉、著者のバックグラウンドなどを含め、いろいろなことを調べてもらっています。なぜそういうことが大切か、何度も言って聞かせましたが、まだ理解できないようです。
「それより早く確実に正解できる方法を教えてよ」と思っているのかもしれません。
とにかく、知らないこと、忘れてしまったことは解けない、とすぐ諦めてしまうのが気になります。
今ある知識の中で何とか頑張って解いてみよう、という考えが全く無いように見受けられます。
皆さんはどう思われますか。ご意見をお聞かせください。
投稿日時:2016-02-02 13:18:15 - 回答数:8
-
投稿者:名無しさん
医学部受験の数学、英語、物理の指導中心にしています。指導生徒の中に中1で全教科オール2の生徒の指導も始めました。大学受験で国語力がなければ、英語は伸びません。最近、特に思うのですが、国立医学部受験生は、案外、国語力があります。
故に、中1生の指導に関しては、母親と相談の上、英語教科書の音読と読書(国語の教科書、数学の文章題、その他の本)を中心に指導しています。進学校のトップで現役で国立大学に合格出来る生徒は、基本的に国語力があり、塾、家庭教師に頼らず、自力で参考書を読んで力をつけていきます。
読書の時間を削って、目先の点数を取りにいっても、高校に入っての伸びしろが少なくなります。父兄とよく話して、読書の大切さをお話すべきです。投稿日時:2016-02-14 16:15:46
-
投稿者:北の回帰線
投稿閲覧からときが経っていますが少し意見を述べたいと思います、…
国語は、まずは設問のない文章を精読することがポイントだと思います。
小説も説明文も、段落ごとに原因と経過と結論について、主語と述語を正確に認識して要約、中心文に傍線引きなど、みつけていく作業から始まり、段落相互の関係性をただし、文章の構成に従って要旨をまとめる、練習です。最初は短めの文章から始めるのが良いと思います。
もちろん、語句理解、とくに要約するのに抽象的な言い換え訓練も、クイズ形式の語句練習を別途入れると、ゲーム性がありよいと思います。
数学指導の多くは、基礎~応用問題に力を注ぎますが、大きな間違いに陥ることがあります。それは定理公式が何であるかを理解せずに公式暗記で取り組んでいることです。思考力など付くはずがありません。設問文の数量がどういった数学的概念なのかを把握してこそ公式・定理の適用が思考されます。したがって、基礎的な問題を定義に従って解く練習こそ重要視すべきだと思います。定期テストでは使う公式が決まっているが、実力テストや入試ではどの公式を使うのかが分からなくなります。正負の定義、比例式の意味、平行線や二等辺三角形の定義などからどのような法則が成り立つかという初期学習の確認です。そうした理解で、設問文を読んで解法を思い浮かべることにつながると思います。公式の導出訓練の必要性が言われるのはこのためだと思います。
スポーツでいうと基礎力があれば、いろいろな場面で応用していくことは、勉強でいえばテストで培われるのが応用で、基礎トレこそ重視すべきという意見です。教科指導もこのことに力を入れているはずなのですが・・・投稿日時:2016-02-12 22:36:52
-
投稿者:ノリコ
はるかぜさん、
ありがとうございます。
極端なやり方ではありますが、いざとなればそれも有効かも知れないと思いました。
そういえば思い出したのですが、2学期の中間テスト対策で文法を徹底的にやり、ほぼ完璧にしてテストに臨んだはずなのに、「時間がなかったから」ということで文法の部分だけ丸々白紙で本当にがっかりしました。
私に反抗しているのか、甘えてるのか、今ひとつ彼女のことが掴めていない状況です。
本当にはるかぜさんの書いてくださったように言って、一度突き放してみるのも良いかもしれませんね。
ありがとうございます。投稿日時:2016-02-10 12:13:54
-
投稿者:はるかぜ
このようなやり方もある、という程度のご参考まで。
論理で説明しても理解できない子には、今のままでは永遠にダメだと切って捨てるやり方が通用することがあります。
「応用問題が出来ない、読解力もない、それでいて身につける努力をせず安易に問題に取り組み、出来ないと簡単にあきらめる。そういう学習姿勢なら永遠に4はとれない。あなたには無理。私は半年後には4をとらせることが出来る。でもあなたが話を聞かないし、やろうともしないから、あなたは永遠に3のまま。やらないのなら、聞かないのなら、私は知らない。」
甘えているんだと思います。甘えを断ち切るために、授業の終わりにそう告げて1週間考えさせる。そんなやり方もあります。
応用問題の解法や読解力の向上の方法については、トライに問い合わせてみてもいいと思います。投稿日時:2016-02-07 19:16:18
-
投稿者:ノリコ
mianさん、
ありがとうございます。
「考えることが大事だよ」というのは、子供には辛い助言なんですね。
実は今まで担当した生徒は、わからないにしてもとりあえず考える子か、そもそも勉強嫌いで考えたくない子かのどちらかだったので、こういう生徒は初めてのタイプで驚いてしまったのです。
ある程度出来ているし、まだまだ可能性もありそうなのに、あまりにも簡単に「できない」と決断を下してしまう・・・。
>今はあなたがトライの教師として、考えるのが好きな人間の見本となっているでしょうか。
>綺麗な文章にうっとりする気持ち、難しい数学を解いて子供のように喜ぶ姿があなたにあるでしょ>うか。それがあるなら、その自分を素直に子供に見せ、教えるというより、一緒に学ぶ気持ちで取>り組んでみてはどうでしょうか。
そうしているつもりでしたが、何を言っても心に届かない感じで、少々めげそうになっていました。
まるでそうやって楽しむこと自体を無駄と思っているようにも見えます。
「早く問題の答えを解説してよ」と言いたげで、イライラしている感じが伝わってきます。
でも諦めずに、もっと私自身がおもしろがったり、うっとりしたり、ということをしてみたいと思います。
もう少し頑張ってみます。
ありがとうございました。投稿日時:2016-02-06 22:21:02
-
投稿者:mian
考えることが大事だよと言葉で伝えても、子供には辛い助言でしょう。
あとでわかる、あとから役立つ、大人になったら、、、という言葉、私自身学生時代、今知りたいのに説明できない大人の「逃げ」の言葉だと感じました。
今はあなたがトライの教師として、考えるのが好きな人間の見本となっているでしょうか。
綺麗な文章にうっとりする気持ち、難しい数学を解いて子供のように喜ぶ姿があなたにあるでしょうか。それがあるなら、その自分を素直に子供に見せ、教えるというより、一緒に学ぶ気持ちで取り組んでみてはどうでしょうか。投稿日時:2016-02-03 14:37:29
-
投稿者:ノリコ
765さん
いろいろなアドヴァイスをありがとうございます。
そうですよね。一朝一夕に身につくようなものではないですよね。
朝読書、せっかく学校で設けてくれてるのですから、読むべきですね。中学生にお勧めの本はネットにもいろいろ出ていたので、参考にしたいと思います。
国語の読解力に関して調べてみたら、滴一滴や天声人語の書き写しノート、なんてものが出ているのですね。知りませんでした。とりあえずこういうものを書き写しさせるのはいいかもしれないですね。
文の分量も調度良いですし。
数学に関しては、塾でかなり多くの難しい問題をスピーディーにやらされていると思うのですが、恐らく自力で解けず、先生の解説を聞いてその場では納得している状況だと思います。そしてそれを「こういう問題はこうして解く」と暗記しているのだと思います。
「考える」ということを全くしようとしないので、まず「考える」癖をつけさせないといけないと思っています。初めて見たタイプの問題に取り組む時、今の自分の知識を総動員させて「Aを使ってみたらどうか。ダメだ。ではBを使ってみようか」というふうに、試行錯誤する”姿勢”をどう身に付けさせたら良いものかと思っています。
基礎問題はよくできるのです。でも恐らく何も考えていないのです。
考えずに自動的に解いている感じです。塾で「調教」されているからそれができてしまうのではないかと思います。計算もとても速いです。
学習指導要領が改定されることになりましたし、これからは「感じる」「考える」「伝える」ことが重要になってくると思うので、できるだけ今からそのような力を付けさせたいと思っています。投稿日時:2016-02-03 13:33:57
-
投稿者:765
国語の文章力は少しずつ身につけていくもので、毎日の努力が必要。
朝読書は必ず本を読ます!(短くてわかりやすい本からスタート。お勧めを紹介してみては?)
滴一滴や天声人語の書き写し、意味調べ、要点まとめ などを取り組んではいかがでしょうか。短くて読みやすく綺麗な文章に毎日少しずつ慣らしていきます。(成績を上げたいということは将来についても考えてるのですか…?でしたら、高校入試にも役立つなど言ってみては・・・)
国語の解説は長いので、内容をそのまま解説するのではなく、身近なものにわかりやすく例えたり、図で表現してみてください。
数学は応用問題は解き方を学んだあと、似たような問題を繰り返し取り組んではいかがですか。数学の基礎問題の解き方を覚えれるなら、応用の解き方も理解できるはずです。投稿日時:2016-02-02 22:56:39
全8件 1~8件目を表示中
- 前へ
-
- 1
- 次へ