業界研究 流通
モノを通じて人々に豊かで快適な毎日を提供
業界キーワード
●プライベートブランド(PB)
小売店が製造メーカーと共同で商品を企画・開発し、自社のブランド名をつけて販売する商品。中間マージンや広告費のカットなどで格安販売が可能となり、利益の確保がしやすいというメリットがある。ジャンルは食料品から日用雑貨、衣料品、電化製品まで多岐にわたる。
●ネットスーパー
既存のスーパーがインターネットで注文を受け付け、生鮮食品などの商品を個人宅まで配送するサービス。店頭と同じ価格で即日配達してくれる場合が多く、乳幼児のいる家庭や高齢者を中心に支持を集めている。老人福祉施設からの利用も増加しており、高齢化社会の進展と共に、今後大きな広がりが期待される商形態。
●都市型小型食品スーパー
都心部の交通アクセスの至便な場所に立地し、食品・生活雑貨の販売を中心とする小型のスーパー。人口の都市集中化や少子高齢化の進行により誕生した新業態で、近年、出店が急増している。ターゲットはコンビニの顧客層と同じ単身者や少人数世帯。一般的なスーパーより営業時間が長く、24時間営業、宅配サービス、銀行ATMなどコンビニ同様のサービスを導入する企業もあり、コンビニとの競争が激化している。
●淹れたてコーヒー
コンビニの店内に設置された専用機器で淹れるセルフ式コーヒー。2013年1月にセブン-イレブンが提供を開始したのを機に、各社が相次いで投入。高品質なコーヒーが低価格で手軽に楽しめるとして、人気を博している。