会社説明会に行こう!
会社説明会の事前準備
会社説明会の後に筆記試験や面接、会社訪問カードの記入などが行われることはよくある。会社訪問カードとは氏名・住所といった基本情報や志望動機などを記入するもので、面接での資料に用いられる。エントリーカードと同じものと考えておけばいいだろう。特に企業別説明会は選考を兼ねていることが多いため、注意が必要だ。これらの選考の有無は説明会の前に知らされる場合もあるが、予告なく行われるケースもある。事前準備をしっかりとしておこう。事前準備については、前年にその企業を受けた先輩たちから前年はどうだったかなどの情報を入手しておくといいだろう。
説明会前に準備しておくこと
筆記試験対策
筆記試験があることを事前に知らされない場合もあるので、対策は早めに始めておきたい。予習しておくことでかなり差がつくSPI、CAB、GABなどの適性検査は特に重点的に。前年エントリーした先輩からの情報などをうまく活用して事前対策をしよう。
会社訪問カード対策
会社訪問カードは実質的なエントリーシート。特に志望動機と自己PRは高い確率で出題が予想される。早めに自己分析を済ませ、下書きを準備しておこう。これに、当日説明会に参加して感じたことをプラスして提出できればベスト。
面接対策
説明会後にグループディスカッションや集団面接が行われることもある。事前に敬語やお辞儀、挨拶などの基本マナーはマスターしておくこと。さらに志望企業の説明会の前には、他社の説明会で面接のシミュレーションをしておけば万全。また、企業のホームページや新聞、ニュースサイトなどで企業に関する情報は必ずチェック。新聞をよく読み、最新の時事問題も把握しておこう。
履歴書
多くの企業は説明会で履歴書の提出を求める。必ず事前に準備しておこう。氏名や連絡先などの共通事項を書き込んだ履歴書を常に持ち歩くようにしておけば、当日履歴書を忘れた際にも安心だ。
名刺
必須ではないが、自分の名刺はつくっておいて損はない。他校生との交流や情報交換は就職活動における大きなメリット。同じ業界を目指す仲間として、切磋琢磨だけでなく交流をしよう。そんな横のつながりをつくるためにも、名刺は有効。また、志望企業の採用担当者に渡せば大きな自己アピールにもなる。礼儀を守り、謙虚な姿勢で名刺交換に臨めば、相手の印象に残ることは間違いない。名刺に載せる基本情報は「学校名・学部・学科・学年」「氏名」「パソコンのメールアドレス」の3つ。