業界勢力図 教育
教育 ~ 少子化による競争激化で事業拡充の動きが活発化
教育業界主要企業(英会話・語学、通信教育、社会人教育)
●英会話・語学
ベルリッツ・ジャパン(英会話教室「berlitz」、ベネッセ傘下)/ECC(英会話学校「ECC外語学院」)
イーオン(英会話学校「AEON」)/GABA(マンツーマン英会話スクール「Gaba」)/アルク(語学通信教材)
●通信教育・出版
ベネッセホールディングス(進研ゼミ)/学研ホールディングス(学習参考書・通信教材)/Z会グループ(通信添削)
●社会人教育
ヒューマンホールディングス(資格学校「ヒューマンアカデミー」)/ユーキャン(生涯学習・資格講座)
TAC(資格取得予備校)/ビジネス・ブレークスルー(人材育成教育)/グロービス(グロービス経営大学院)
主要企業の最新動向&トピックス
英会話・語学分野では、日本企業のグローバル化や小学校での英語必修化により、社会人向けや幼児・子ども向け英語教育の需要が伸びている。これを受け、ベルリッツ・ジャパンは法人向けの語学研修やオンライン講座、子ども向け英語教育の新プログラムなどを拡充。ECC やGABAなども社会人向け、子ども向けサービスを強化している。
通信教育・出版分野では、ベネッセホールディングスと学研ホールディングスが海外展開を加速。ベネッセは中国、韓国、台湾で幼児向け通信教育を展開しており、インドネシアやアメリカ、ブラジルなどへの進出も計画している。学研ホールディングスは提携関係にある市進ホールディングスと協力して海外事業の拡大を図っており、小学生向け教室をインドやタイ、中国などアジアの6つの国や地域で展開している。
社会人向け教育の分野でも海外進出は活発化しており、ヒューマンホールディングスは東南アジアで企業向け出張教室を開始。ユーキャンは中国に子会社を設立し、通信教育事業の展開をスタートさせている。
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