面接の極意
集団面接は「第一印象」がポイント
集団面接は、面接官数人と学生数人で行われるもので、学生1人当たりに割り振られる時間は短い。そのため、限られた時間の中で質問の主旨を的確に捉え、簡潔かつ効果的に自分をアピールしなければならない。これは一見、難しいことのようだが、事前に要点さえおさえておけば大丈夫。次に紹介するポイントに留意し、集団面接を突破しよう。
印象アップを最優先
集団で行われ、与えられる時間が短いという制約の中、最大限の効果を出さねばならないという条件から、最優先されるのは何といっても「第一印象」。大きな声、明るい挨拶、ハキハキとした態度、笑顔、ピンとした姿勢など、「元気」を意識しよう。また、自分の発言だけでなく、他の人の発言中にも緊張感を持つこと。ボーッとしているとマイナス印象を与えてしまうので注意が必要だ。もちろん、質問に的確に答えることやきちんとした身なりは大前提。
自己紹介と自己PRはイコールじゃない
自己紹介と自己PRは決して同じではない。自己紹介はあくまで名前、学校名、学科名などを答えるもの。混同しないように注意。自己PRを長々と行い、ただでさえ短いのに、他の人の時間までをエゴイスティックに使ってしまうのは大きなマイナス評価につながることになる。
結論を先に述べる習慣を
面接全般において言えることだが、特に時間の短い集団面接では、聞かれた質問に対して結論から述べる習慣を身に付けたい。この習慣は社会人の「はじめの一歩」と言っても過言ではない。社会に出てから後々までに役に立つ重要なスキルとなるので、早い時期に習得しよう。
集団面接はプチ・プレゼン
学生1人に与えられる時間の短い集団面接はプチ・プレゼンととらえ、前項で述べた「結論を先に述べる」ことを前提にして効果的にアピールしよう。間違っても他の人の発言時間を使ってしまうことのないように、的確かつ簡潔に行うことを意識しよう。