面接の極意
プレゼンテーションは「論理」優先
プレゼンテーション面接は、事前、あるいは面接当日に与えられたテーマや課題に対し、自分なりの意見を面接官にプレゼンテーションするもの。プレゼンテーション用のソフトウェア(パワーポイントなど)で作成した図表やホワイトボードなどあらゆるツールを駆使し、自らの意見や考えに説得性を持たせる工夫をすることも重要な評価点となる。ここでは、プレゼンテーション面接のポイントを詳述しよう。
面接官はここをチェックしている!
企業側がプレゼンテーション面接を行うのは、学生の「論理性」「表現力」「発想力」などをプレゼンテーションを介して総合的に評価しようとしているから。まずは、与えられたテーマに対してしっかりとしたロジックを構築し、その上で、自分の色を明確に打ち出せる表現や発想をうまくプロットするようにしよう。
出題されるテーマの傾向
出題されるテーマの傾向は大きく分けて2つある。1つは自分自身に関すること(例えば、自分自身のアピールなど)、もう1つは企業の事業戦略に関連のあるテーマ(例えば、どうやったらある商品の売上をアップさせられるかなど)だ。
自分自身に関することであれば、事前に準備している自己PRや志望動機(特に「なぜこの会社なのか」)をうまく盛り込んで、説得力を高めよう。企業の事業戦略に関するテーマが出た場合は、事前に準備ができるのであれば、必要な資料やレジュメ、ことによっては企画書などを入念に準備する必要がある。
事前にリハーサルをしておけば○
「面接の練習法」の項でも述べたが、自分が面接の練習をしている様子をVTR録画したり、友人と互いにチェックしあったりして事前確認しておくことは重要。客観的に見ないとわからないクセや欠点などに気づけるはずだ。事前にリハーサルをしておけば、もちろんぶっつけ本番でプレゼンテーション面接を行うより自信も持てるし、スムーズにプレゼンテーションを行うことができるだろう。課題が当日にしか出ない場合でも、想定したテーマでシミュレーションを行っていれば、ある程度の慣れがあるので有効。