就職活動用語集

た行

【通年採用】

企業が1年を通して採用活動を行うこと。新卒者の採用活動を時期を限定せず継続して行う場合や、中途採用、帰国子女、外国大学卒業生の秋採用なども含まれる。

 

【定期採用】

企業が4月〜5月に選考活動を実施する採用方式のことで、春採用とも呼ばれる。入社日は翌年の4月1日。

 

【ディベート】

1つのテーマについて、賛成と反対の2つのグループに分かれて討論すること。面接試験の1つとして、採用の選考材料にされる場合もある。

 

【適性検査】

特定の職務に適した素質や、一般的な職務遂行能力の有無を判定するための検査で、多数の種類がある。受験者の性格や能力などを検査し、配属先の職種への向き不向きだけでなく、自社の社風に合った人材かどうかなどといった点まで総合的に判定する。

 

【テストセンター】

SPI2の適性検査を企業から代行して行っているWebテスト会場のこと。全国の主要都市に設けられた会場で、備え付けのパソコンを使って受検する。このテストセンターで受検した場合、その結果を何度も利用することができるため、企業ごとに毎回受検する必要はない。

 

な行

【内定(内々定)】

「あなたを採用します」という企業側からの約束で、正式決定の前に採用が決定するという労働契約の一種。これを受けて内定承諾書などの書類を提出すると正式内定となる。電話やメール、会社に呼ばれて直接告げられるなど、通知の方法は企業によってさまざまだが、新卒者の正式内定は10月1日以降とする協定がある。「倫理憲章」参照。

 

 

【内定取消し】

企業が新卒者に内定の通知をしたあと、これを撤回すること。卒業延期や健康上の問題など学生側に要因がある場合もあるが、企業の業績悪化が原因であることも多い。内定は雇用を保障する労働契約だが、その定義は明確ではなく、解雇のように労働基準法で厳しく制定されているわけではない。厚生労働省は、企業経営の悪化などが内定取り消しの理由として妥当かどうかは、個々のケースで判断するしかないとしている。近年では、企業側の一方的な理由で内定が取り消された場合、就職の機会が失われたとして学生側が訴訟を起こし、勝訴しているケースもある。

 

【2次募集】

定期採用のあと、企業が再度学生を募集すること。選考後、予定していた採用人数よりも採用決定者が少なかった場合や、内定者に辞退されて採用人数が減ってしまった場合などに行われる。

 

 


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