就職活動用語集

「プレエントリーって何?」「SPIってどんなもの?」「セミナーと会社説明会の違いって?」……耳にしたことがあっても、詳しい内容まではわからないことも多い就職活動用語。ここでは、就活を始めるにあたって知っておきたい基本的な用語の意味を辞典形式で紹介する。スムーズに就活を進めていくために、わからない用語は今すぐチェック!

 

あ行

【圧迫面接】

面接官が応募者に対してあえて威圧的な態度を取ったり、答えづらい質問や批判的な意見を提起すること。ストレスへの耐性、プレッシャーや予測できない事態に陥った時の対応を見る目的で行われる。

 

【秋採用】

企業が夏から秋にかけて選考を行う採用枠。翌年の春に入社となる場合が多い。

 

【一括エントリー】

就活サイトやグループ企業の採用サイトで、興味を持った複数の企業にまとめてエントリーすること。「一括」か「1社ずつ」かによって企業側が対応を変えることはほとんどない。

 

【一般常識】

採用選考の過程で課される筆記試験の一種。英語、国語、数学、社会、理科の5教科(中学・高校レベル)に加え、時事問題が出題されることもある。「筆記試験」参照。

 

【一般職】

企業の職種分類の一種で、事務や庶務など総合職の補助的な業務に携わる職種。原則として転勤はなく、あっても転居の必要がないケースがほとんどで、昇進にも制限がある。「総合職」参照。

 

【インターンシップ】

大学生が在学中に企業の実際の業務を一定期間研修生として体験すること。企業によっては採用に直結する場合もある。原則として報酬は支払われない。

 

【Webテスト】

従来の紙ベースの筆記試験をパソコン上で受験すること。採用選考の過程で基礎学力や職務適性を見るために実施される。言語(国語)、計数(数学・理科)、英語といった能力テストと性格テストで構成されるものが一般的。

 

【SPI】

採用試験の一部として行われる適性検査の一種で、多くの企業が導入している。言語(国語)、非言語(数学・理科)を見る能力検査と、情緒、性格、行動力、積極性、態度などを判断する性格検査がある。本来はマークシート方式のペーパーテストだが、最近ではWebテスト形式での実施が増えている。「適性検査」参照。

 

【エントリー】

企業の採用サイトや就活サイトに登録し、興味を持った企業へ採用対象となるべく意思表示をすること。ただし「エントリー=応募」ではなく、エントリーしないと企業情報が手に入らないことが多いので、資料請求も兼ねて有効に活用したいもの。また、エントリーする際に設けられた企業のアンケート項目(志望動機・自己PRなど)は選考材料となる場合もある。

 

【エントリーシート(ES)】

履歴書に書くような個人の基本情報や、志望動機、自己PRなどを記入する応募用紙のこと。書式や内容は企業によってさまざまだが、資料請求時に送付されることが多い。このエントリーシートの内容を参考に、その後の選考や面接を行う企業がほとんどで、1次選考となるケースも多いため、慎重に記入することが必要。

 

【OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)】

上司や先輩から実際の作業を通して、職務上必要な知識や能力などを身につけさせる職業指導手法のこと。インターンシップで実施されることが多い。

 

【OB・OG訪問】

自分の大学のOB・OGや、つてなどを利用して、興味のある企業で実際に働いている人に話を聞くこと。

 

【オープンエントリー】

学校推薦や会社説明会参加の有無を問わずエントリーが可能な採用枠のことで、自由応募と同義。「学校推薦」「自由応募」参照。

 

 


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