脚光を浴びる「グローバル人材」に乗り遅れるな!
グローバル人材を目指すために学生が今からできること
これまで長々とページを割いてグローバル人材について語ってきたが、その結果から、今から学生がグローバル人材に近づく方法を考えてみよう。
前ページの調査の抜粋を見ると、学生が学生時代にできることもいろいろあることがわかる。
・アルバイト、インターンシップ、ボランティア活動に参加することできること。
・留学や語学研修でできること(準備に半年かかることに注意)。
・授業の性質などを吟味し、履修すれば可能なこと。
など、いくつかのパターンに分けることができるが、ここで肝心なのは、「そこで何をするか」という目的意識、課題意識を持つこと。今まで記してきた通り、グローバル人材には語学力や異文化理解に加え、あるいはそれ以上に、主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感など社会人基礎力が強く求められている。多くの活動を漫然漠然とするのではなく、こういった能力を身につける意識を常に持っていることがグローバル人材への近道となるだろう。もちろん、自分だけではできないことも多くあるので、親や周囲に相談しつつ、常に最善の選択をしていくように心がけたい。