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インターンシップの疑問解決Q&A

インターンシップの疑問解決Q&AQ みんな何社くらい参加するの?

A インターンシップの参加企業数は、平均して1〜2社。大学3年生の夏休みに1社、それ以降にもう1社参加するケースが多い。中には長期と短期のプログラムを組み合わせ、多数のプログラムに参加する人もいる。参加企業数に正解はないので、周りに流されず、自分の考えを持って行動しよう。ただし、参加が決まってからキャンセルすると企業に迷惑がかかるので、複数のインターンシップに応募する場合は日程が重ならないものを選ぶこと!

 

Q 1、2年生でも参加した方がいい?

A インターンシップに参加すれば、将来のキャリアを考える上で貴重な経験ができることは間違いない。ただし、まとまった時間のとりやすい1、2年次は、留学や資格取得、サークル活動、ボランティアなど、いろいろなことにチャレンジできる時期。自分のやりたいこと、自分に必要なことをよく見極めて選択してほしい。

参加する場合は、自分の専攻・専門分野に合ったプログラムに限らず、興味のあることにトライしてみるといいだろう。この時期での参加であれば、終了後に自分の弱点を克服したり、足りない能力やスキルを身につけたりする時間もたっぷりと残されている。インターンシップで得たものを、その後の学生生活の充実や、未来の自分につなげていこう。

日本経団連の「採用選考に関する企業の倫理憲章」改定で、低学年でもインターンシップの応募対象になるケースが増えるはず。どんどんトライしよう。

 

Q アルバイトや大学との両立はできる?

A きちんとしたスケジュール管理ができていれば、アルバイトや大学との両立も問題ない。インターンシップに参加するなら、その期間中はある程度余裕を持たせたスケジュールを立てておくといいだろう。ここでスケジュール管理能力をアップさせておけば、就職活動もスムーズに乗り切れるし、社会人になってからも役に立つはずだ。

 

Q 選考に落ちたらどうすればいい?

A 就業体験を伴うインターンシップでは、企業内の限られた部署で少人数のみを受け入れるという場合がほとんど。応募者数が受け入れ人数をはるかに上回り、選考で多くの人数が落とされるケースも珍しくない。

志望企業のインターンシップに参加できなかった場合は、同業他社のプログラムにチャレンジすればいい。あるいは、違う業界のプログラムにトライすることで、新しい可能性が開けるかもしれない。本採用の際、他社でのインターンシップ経験が、行動力や積極性の証として評価されることもある。イメージや先入観で仕事や企業を見るのではなく、視野を広く持ち、積極的に参加していこう。

 

Q インターンシップの選考に落ちると、その企業の本採用でも不利になる?

A インターンシップの選考に落ちたからといって、本採用への道が閉ざされたり、不利になったりすることはない。倫理憲章の改定により、今後は本採用とは関係なくインターンシップを実施する企業が確実に増加するだろうし、採用直結型のインターンシップを行っている企業でも、一般公募での採用ルートを設けているケースが多いからだ。

また、「インターンシップ不採用=その企業とのミスマッチ」ではないので、落ち込む必要もない。本番の就職活動で挽回するためのチャンスととらえ、よくなかった点を分析して改善し、今後に役立てていこう。
 


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