そこが知りたい! インターンシップ最新情報
インターンシップに参加するには、どうすればいい?
1 受け入れ先探し
インターンシップの受け入れ先は、大学の就職課や実施企業のホームページ、就活・インターンシップサイトなどで探すことができる。夏のインターンシップは5〜6月、冬や春のインターンシップは実施の2〜3ヵ月前から応募受付が始まる場合が多く(ただし、採用選考に関わるものについては原則として12月1日以降)、長期のプログラムを行っている企業では随時募集している場合もある。情報はこまめに確認しておこう。
2 応募
募集要項で以下のポイントをしっかり確認してから応募しよう。
【募集対象】
対象学年や学校での専攻が指定されていたり、語学力やパソコンスキルが求められるなど、参加資格を設けているプログラムもあるので要チェック。
【実施時期・期間】
参加が決まってからのキャンセルは厳禁! 授業やアルバイトなどの予定と重ならないように、必ず日程を確認しよう。
【実施場所】
受け入れ先企業の本社で実施されるとは限らない。実施場所が通える範囲にあるかどうかを確認し、交通費や宿泊費の支給の有無とも照らし合わせて検討しよう。
【応募・選考方法】
応募方法は、就職・インターンシップサイトや企業ホームページからのエントリーが中心。その際、志望動機や自己PRを記入したエントリーシート・履歴書の提出や、サイト上でそれに類した内容の記述を求められる場合が多い。これらは選考の対象となるので、しっかりと記入し、期日までに提出しよう。1週間以上の中期〜長期のプログラムにおいては、この後に面接が課されるケースがほとんど。企業によっては適性検査やグループディスカッションを実施するところもあるので、事前対策は必須だ。最近は書類提出のほか、選考に当たって面接が行われるケースが年々増加しているので、就活本番前の腕試しとしてもインターンシップの選考を経験するのもいいだろう。
また、大手企業や人気企業の短期のプログラムでは、先着順や抽選という形で参加者を絞り込む場合も多い。予約開始後数分で定員に達する企業もあるので、先着順の場合は予約が開始されたらすぐに申し込もう。
3 選考
応募者の多い人気企業のプログラムほど選考方法や基準は厳しくなるので、しっかりと事前対策を行い、心して臨むことが必要だ。
書類選考や面接では、
「なぜ、その業界や企業、職種のインターンシップに参加したいと思ったのか。インターンシップを通して学びたいこと、受け入れ先企業に貢献したいことは何か」(志望動機)
「自分にはどんな強みや能力があり、それを受け入れ先企業の仕事にどう活かせるのか」(自己PR)
の2点が特に重要なので、ポイントを整理し、文章や口答で相手にわかりやすく伝えられるように練習しておこう。
書類選考や面接の詳しい対策法や、その他の事前準備には、以下のコンテンツを参考にしてほしい。