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第7回 「うかつな一言」がキミの人生を狂わせる?
    ──「ネットはパブリックな場」という認識を

ではその「運用ルール」のポイントとは?

単純に言うと、自分の持つ倫理観や感覚が、社会のそれとマッチしているかどうかの確認を常に怠らないこと。どんな小さなことでも、法律違反の行為をアップすることや差別的な言論などは論外。その行為が人を不快にするかどうか、犯罪ではないにしてもグレーゾーンに属するかどうかなど、倫理的な部分でもしっかり確認して発信する必要があるだろう。

 

都市伝説として、よく「企業は採用しようと思っている学生の名前でネット検索をしている」と言われるが、これは本当のこと。「この学生がいい」と思ったら、普段はどういう人間なのか、面接ではわからない面を知りたいと思うのは当然だろう。履歴書があまりにもすごすぎたり、ウソなんじゃないかと思われる場合も「本当にそうなのか」企業はネット検索などで「ウラをとる」と考えていい。もちろんネット上に公開されている情報なのだから、それを企業が知ることについては何ら問題がない。

ウソをつく学生、法令を遵守する意識が希薄な学生、倫理観が反社会的である学生(というか人間)はそれ自体で企業の「リスク」になる。反社会的勢力でない限り、そういった「リスク要因」になる学生を採用するのを回避したいのは当たり前の感覚だろう。

 

ネットで情報発信をして自分の生活を豊かにしようと考えるのならば、まずは「ネット上はパブリックな場である」という認識をしっかりと持つこと。そして、「ネットでのキミの日々の行為はキミの未来に直結している」「ネットで公開してしまった行為は一生ついてまわるし、それについては責任を持たねばならない」と考えて、自身のチェック機構を働かせることが肝要だ。

 

 


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