1,2年生から始めればこんなに差がつく! 就活必勝セミナー
第2回 「自分の価値」を高める方法って?
ここしばらくの就職関連のトピックの中で、下記の2つは衝撃度がかなり高く、日本の変化を象徴した記事と言える。
「大手有名企業の数社が、この数年のうちに公用語を英語に」
「最低2カ国語話せ、専門知識も勉強。大手製造業の某社、新卒採用の8割が外国人」
こういったことが起きている背景をおおざっぱに言うと……。
従来、日本の企業は、日本から、日本発の商品・サービスを供給する体制で業務を中心に行ってきていた。海外でも生産や販売、サービスの提供はいわゆる「日本型」(ということは日本人が中心で遂行)で行ってきたわけだが、世界的な競争の激化、グローバル化のさらなる進展や外資による日本企業との資本提携や買収の進展、さらには生産拠点としての、そして市場としての中国をはじめとしたアジアの経済的な台頭などの理由から、人事やマネジメント、業務遂行の仕方までが徐々に日本型からワールドスタンダード型へと移行しつつある過渡期が現在ということになる。
日本企業は、人事やマネジメントなどの面も含めた意味でのグローバル企業へと脱皮しつつあるのだ。
……ということは、今後、今まで以上に自分の能力を高めねばならないし、就活では優秀な外国人とも競争しなくてはならなくなる!?
ちょっと脅かし過ぎかもしれないが、君たちは危機感を持ちすぎてパニックになったり、逆に安心しすぎてもいけない。
幸い、1〜2年生の君たちには、こういった状況に対応するための時間はたっぷり残されている。おびえず、慢心せず、下準備を着々と進めよう。1〜2年生のうちから「自分の価値を高める」ことに意識を向け、時間を割いていけば、こういう変化にも対応でき、道は必ず開けるだろう。
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